ずっと彼に言いたいことがあって。
でもなかなか言えなくて。
心がモヤモヤしていた。

このままじゃ駄目だと思ってとうとう彼に言ってみた。
正直、彼の反応次第で、もしかしたら別れることになるかもしれないと思った。

凄く怖かったけど。
でも言わなきゃ駄目だと思ったから。

話はいくつかあったんだけど、一番言いたかったのは、彼の精神面の弱さ。

彼は優しい。
でもすごく弱い。
特に親に対して怖がってる。

親に私と付き合ってるのを言えないもの、反対されるのを怖がってるから。

もし私がママから彼との付き合いを反対されたら、私はそれを説得する自信がある。
ママが納得するまで話を続ける強さがある。

でも彼は。
もし反対されたら「嫌だ、別れたくない」とだけ言って、親を説得しようとはしないと思う。
親と向き合って話をしようとしないのは、彼が弱いから。

今まで付き合ってきて、彼の弱さを何度も見てきた。
そのたび、凄く情けない気持ちになってた。

それでも、いつか成長してくれると信じてたけれど。
全然変わらない彼を見てて、今回言う決心をした。

うな垂れながら私の言葉を黙って聞いてた彼は「返す言葉もないよ。お前の言うとおりだから」ってポツリと言った。

本当はこんなこと言いたくないんだよ。
でも言わなきゃ伝わんないから。

「面と向かって、あなたは弱い、なんて誰からも言われたことなかった」

ずっと一緒にいたいから。
だから、彼のプライドを傷つけるって分かってたけど、あえて言わせてもらった。
それが私なりの愛情だと思ったんだよ。

ただ今を楽しく過ごしたいだけなら、我慢してたと思う。
でもそうじゃないから。
将来を考えたいって思える相手だから。

言葉を選んで、かみ締めるように言った。
自分が考えてたこと全部を言った。

「やっぱお前が彼女でよかった」

話し終わったあと、そう言われて。
一つ壁を越えたんだな、って安心した。

「こういう時はそっと抱きしめて愛してるよって言ってちゅうするもんでしょー!気が利かないんだよ!このおばかー!」って拗ねたら「ごめん、ごめん」って苦笑しながらちゅうしてくれた。

話してよかった。
やっぱりあなたを選んでよかった。
きっと大丈夫。

きっと二人なら大丈夫。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索